2002-03-25 第154回国会 参議院 予算委員会 第16号
○政府参考人(飯島孝君) 当該焼却炉につきましては、平成十一年七月に日米共同モニタリングを実施いたしまして、その結果、厚木基地内におきまして環境基準を大幅に超過する高濃度のダイオキシン汚染が明らかになりました。このため、これを受けて神奈川県が、この十一年十月に廃棄物処理法違反があるとしてバグフィルターを設置するよう改善勧告を行ったものであります。
○政府参考人(飯島孝君) 当該焼却炉につきましては、平成十一年七月に日米共同モニタリングを実施いたしまして、その結果、厚木基地内におきまして環境基準を大幅に超過する高濃度のダイオキシン汚染が明らかになりました。このため、これを受けて神奈川県が、この十一年十月に廃棄物処理法違反があるとしてバグフィルターを設置するよう改善勧告を行ったものであります。
日米共同モニタリングの結果とその評価をお伺いいたしたいと思います。 周辺住民は、もう安心して生活してよろしいのでしょうか。
○川口国務大臣 委員おっしゃられましたように、昨年の春から日米共同モニタリングを行っておりまして、民間の廃棄物処理業者の焼却炉にバグフィルターを設置した後の四月から六月の大気環境中のダイオキシン類の平均値は、それぞれ〇・二、〇・四六、〇・四九ピコグラムということでございますので、これは平均値でございますが、環境基準値の〇・六ピコグラムを下回る状況ということでございます。
そこで、関係省庁である防衛施設庁、環境庁、厚生省、外務省が対応を協議した結果、日米共同モニタリング調査をすること、二に、これは知事の勧告によると思うんですが、バグフィルターの設置を求める勧告をエンバイロテックに出すこと、次に、百メートルの煙突を建設するため所要の工事費約十一億円を平成十二年度予算に計上という、この三点に取り組むことを確認したわけです。
このバグフィルターを設置するだけではなくて、当然、焼却炉の運転管理というのは適正に行われることがダイオキシンの排出を抑えるという意味で必要なわけでございまして、このために、現在、神奈川県の環境調査とともに、日米共同モニタリング、後ほど環境庁の方から御説明があると思いますけれども、それが継続されておりまして、大気環境の監視が行われているところでございます。
それから、去年の問題ですけれども、神環保の問題、厚木の米軍基地でのいわゆるダイオキシンの問題、日米共同モニタリングの結果、もちろんセンセーショナルに報道された部分もありますし、現実に私たち環境委員会と同時に、それから環境ホルモン・ダイオキシン議連でも視察に行きまして、本当に熱しやすく冷めやすい状態でございまして、時間がたってしまいますと、すっかりだれの目にも触れなくなってしまうものですから、その神環保
なお、先生おっしゃいましたように、三月より行っている日米共同モニタリングの調査結果については、米国側と共同でデータを精査の上、取りまとめるということになっておりまして、現在、サンプルの分析、そしてデータの精査、集計を行っております。そういうことで、まだはっきりと申し上げられる状況にはございません。
そういう意味では、環境庁は、そのデータを基礎的に提出し、議論ができる場面をつくっていく大きな役割をしているものというふうに思っておりますので、日米共同モニタリングを継続して行っていき、この効果について、それから炉の管理の仕方について、厳しく見てまいりたい。
○廣瀬政府参考人 昨年の夏の日米共同モニタリングですが、七月から九月まで行っておりますが、厚木海軍飛行場の一地点でダイオキシン類の濃度は、最大で五十四ピコ、調査期間中の平均値で六・六ピコグラムございました。これは、ダイオキシン類の大気環境基準である〇・六ピコグラムを大幅に上回っておりまして、環境保全上極めて大きな問題である水準と考えております。
それで、お尋ねの昨年の日米共同モニタリングの結果でございますが、これを受けまして神奈川県が廃棄物処理法に基づきまして、まずバグフィルターというものを設置するように改善勧告を出したところでございます。これに対しまして神環保は、この改善勧告に従いましてバグフィルターの設置工事を実施するという態度を示したものであります。そして、現在この工事を実施中でございます。
その結果が日米共同モニタリング調査結果で発表されたわけでございまして、厚木海軍飛行場内の一つの地点は、ダイオキシン類の値が最大五十四ピコ・パー立米、平均値で六・六ピコ・パー立米、環境基準は当時は〇・八でございましたが、現在は〇・六ピコ・パー立米になっておりますが、超えた日数が四十六日間となっておりまして、他に類を見ない高濃度で、環境保全上極めて問題であるというふうに考えております。
二つ目に、共同モニタリングについては、バグフィルター設置後も周辺の大気の状況を把握するため、日米共同モニタリングを日米双方が必要とする限り続ける。米側が希望する場合は、所要経費は日本側が負担する。 三番目に、高煙突化につきましては、直ちに百メートルの高煙突化に向けて取り組みを開始する。高煙突化には神環保との交渉や環境アセスが必要であるが、迅速に高煙突化が完了するよう取り組む。
○政府参考人(岡澤和好君) 昨年夏に日米共同モニタリングというのが行われまして、その結果ダイオキシンの高い濃度が周辺の環境から検出されたわけでございますが、私どもとしましては、そのダイオキシン濃度が高い大気環境の原因の一つに神環保の焼却工場があるというふうに考えまして、この改善について神奈川県に要請を行っております。
昨年夏に実施されました厚木の海軍飛行場における日米共同モニタリング調査の結果、大気中からダイオキシン類についてこれまでにない高い値が検出されまして、生活環境保全上極めて問題な水準である、この事態は今申し上げたように認識をしておるわけでございます。